114年の歩みを、一年ずつ。
一年に一項目、そこにいた人の名前と共に。あなたの名字があれば、このサイトがあなたのものでもある理由が分かります。なければ、まだ教えていただいていないだけです。
最初の家族が到着。
日本からの移民家族がティファナに定住し始めます。安原宗(So Yasuhara)氏、石野フランシスコ氏、鮫島家、山田氏、山本氏らがその中にいました。やがてそれぞれが家庭を築き、集まりをつくろうという思いが生まれます。
学校のための土地。
日本人コミュニティが大きくなり、習慣を失わないために日本語学校を設立することを決めます。安原宗氏が自らの意思で土地を寄付しました。その土地は今も日本人会の所有です。
授業が始まる。
1932年に建設が始まり、1934年に完成。同年に日本語の授業が始まり、1941年までさまざまな先生が教えました。「Salón Asociación Japonesa de Tijuana 1936」の看板が掲げられたこの会館が、コミュニティ全員で写った写真の建物です。
全国優勝。そして戦争。
日本人会の活動的な会員だった安原宗氏が「メキシコ・ジャパン」という野球チームをつくり、バハ・カリフォルニア州に初の全国優勝をもたらします。この記録はティファナのスポーツ殿堂に刻まれています。
同じ年、第二次世界大戦が始まります。政令により、家族は財産を残して国内の内陸部へ集められました。
帰還。
戦争が終わり、50年代初めにティファナに住んでいた家族が戻り始め、再び組織をつくります。役員は会長に石野フランシスコ、書記に重松ルイス、会計に鮫島ラウルが就きました。
日本人会が法人として成立。
二世たちが新しい日本人会を第六公証役場で設立。1975年10月28日付、公正証書第73345号、第124巻。2025年に50周年として祝った日付です。
会館の修復。
1936年に日本語学校だった会館を修復。1985年には、5年間争われていた土地の権利が確定しました。
新会館の建設に10年。
新しい建物の建設が始まります。資金不足で5年間中断し、1991年に再開。会員全員に寄付を募り、長期の貸付も後に寄付に変わりました。田中満氏が着工のために1万ドルを寄付し、皆を励ましました。
完成には日系マキラドーラ、とりわけ三洋電機の支援、メキシコ日墨協会からの融資(完済済み)、春日氏・村上氏・松本氏・柴山氏、グアダラハラ日墨協会からの寄付がありました。
新会館の落成。
10月6日、新会館が落成。日系マキラドーラの役員、メキシコ・エンセナダ・メヒカリの各日本人会が出席しました。同年ティファナで第4回全国日系人大会と「ミス日本人コロニア」コンテストを開催。1996年から97年にかけては比嘉ルミコ、山口カズコ・デ・フォリオの両先生がボランティアで日本語を教えました。
日本人移住100周年。
10月17日、CANACINTRA(全国製造業会議所)と共に日本人メキシコ移住100周年を開催。寺田輝介駐メキシコ日本国大使、春日氏、州政府、日系マキラドーラの役員、コミュニティ全員が出席し、村上氏が100周年委員長を務めました。この年から会館で多くの活動が行われるようになります。
日本政府からの表彰。
中村アルフォンソ会長が、国際交流への尽力と同胞への支援に対し、平成11年(1999年)7月8日付で高村正彦外務大臣から外務大臣表彰を受けました。
日本語学校の校舎。
2005年、在メキシコ日本国大使館を通じた日本政府の支援で会館の2階を増築。2007年9月23日、小野正昭大使、吉屋裕之一等書記官、校長で日本人会会長の小波蔵オラシオ氏の出席のもと、ティファナ日本語学校の校舎が落成しました。
日墨交流400周年。
11月27日から12月2日まで文化週間を開き、小野正昭大使の出席のもと日本とメキシコの交流400周年を記念しました。
旭日章。
福嶌教輝大使が会館で、メヒカリ日本人会元会長の清田俊明氏とティファナ日本人会元会長の小波蔵オラシオ氏に外務大臣表彰を、中村アルフォンソ元会長には天皇陛下の名において日本が授与する最高位の勲章のひとつ、旭日双光章を伝達しました。
来賓席には酒井達也文化担当官、メヒカリ日墨協会会長の木村アンナ氏、エンセナダ日本人会会長の増田レオノール氏の代理として西川キヨコ氏、ティファナ日本人会会長の鮫島ラウル公認会計士が並びました。同年、バハ・カリフォルニア・お盆祭りと子どもの日のイベントが始まりました。
50周年。
ティファナ日本人会の法人設立50周年を、2025年11月9日(日)にティファナ会館で開かれたバハ・カリフォルニア・お盆祭りと共に祝いました。日本人会は会員と市民により多くの活動を開くため、会館の拡張計画を進めています。
次の一項目を書くのは、あなたです。
ティファナでのご家族の写真や書類、思い出はありませんか。日本人会はこの街の日系アーカイブと名簿をつくっています。ひとつひとつの名字が大切です。